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長泉町の内科・外科クリニック。つばきクリニックです。

新型コロナウイルス治療薬 medical info

  軽症〜中等症Tの方に対して、
  当院では、下記 「抗ウイルス薬(内服薬)」の
  処方が可能です。
  2024年4月1日より公費負担は終了しているため、
  保険診療でも高額な薬剤となります。

  <当院で処方可能な内服薬>
   

パキロビットパック

 有効成分 ニルマトレルビル+リトナビル
効果に関連する
注意事項
・重症化リスク因子を有する方
・重症度の高い方への有効性は
 確立されていない
・発症から5日以内に内服開始
 用法用量 12歳以上かつ体重40kg以上
 ニルマトレビル150mg×2
 リトナビル100mg×1
上記 1回につき 計3錠を、
1日2回、計5日間内服する。 
用量調整  中等度の腎機能にて減薬
 禁忌

併用注意
 【 禁忌 】
・本剤の成分に過敏症既往の
 ある方

・チトクロームP450に対する
 競合的阻害作用
 本剤のCYP3A阻害作用
 併用薬剤のCYP3A誘導作用
 (本剤の代謝促進)のため、
 多くの薬剤で、併用禁忌
 又は、併用注意記載あり
 *下記の薬剤一覧へ移動

・腎機能または肝機能障害の
 ある方で、コルヒチン内服中
 
 参考価格
(別途、調剤料など薬局により
実際の負担額とは差異が生じます。)
 パキロビッドパック600
3割負担 : 30,110 円
2割負担 : 20,080 円
1割負担 :  10,040円

 パキロビッドパック300
3割負担  : 19,200円
2割負担  : 12,800円
1割負担  : 6,400円

詳細は、「GenomeNet 医療用医薬品:パキロビッド
等を御参照ください。


ラゲブリオ カプセル

 有効成分 モルヌピラビル
効果に関連する
注意事項
・重症化リスク因子を有する方
・重症度の高い方への有効性は
 確立されていない
・発症から5日以内に内服開始
用法用量  18歳以上
 1回 800mg、 1日 2回
 5日間経口投与する
  患者背景 ・妊娠する可能性のある女性は、
 最終投与後 4日間は要避妊
・妊娠又は妊娠している可能性の
 ある女性には、投与しない
 禁忌
【 禁忌 】
・本剤の成分に対し、
 過敏症の既往のある方
・妊婦または、妊娠している
 可能性のある女性
 参考価格 3割負担 : 26,370円
2割負担 : 17,580円
1割負担 :  8,790円 

詳細は、「GenomeNet 医療用医薬品:ラゲブリオ
等を御参照ください。


ゾコーバ

 有効成分 エルシトレルビル フマル酸
効果に関連する
注意事項
発症から、72時間以内に開始
用法用量 12歳以上
 初日375mg(125mg×3錠)
  2〜5日目 125mg
 それぞれ1日1回、5日間
 禁忌

併用注意 
 【 禁忌 】
・本剤の成分に過敏症既往の
 ある方

・チトクロームP450に対する
 競合的阻害作用
 本剤のCYP3A阻害作用
 併用薬剤のCYP3A誘導作用
 (本剤の代謝促進)のため、
 多くの薬剤で、併用禁忌
 又は、併用注意記載あり
 *下記の薬剤一覧へ移動

・腎機能または肝機能障害の
 ある方で、コルヒチン内服中

・妊娠又は妊娠している
 可能性のある女性
 参考価格 3割負担 : 15,950円
2割負担 : 10,640円
1割負担 :  5,320円 

詳細は、「GenomeNet 医療用薬品:ゾコーバ
等を御参照ください。


パキロビッド併用禁忌薬剤一覧 】 2023年8月
 「・」のついた分類名や、薬剤名は、
 ゾコーバの禁忌項目に記載の無いものです。
 ただし、代謝経路を考慮しますと、
 併用注意薬剤であることに違いはない
 と小生は考えております。
 赤文字は、小生の臨床経験上ではありますが、
 目にする機会の比較的多い薬剤です。
薬効分類名  薬剤名等
 抗精神病薬 プロナンセリン(ロナセン)
ルラシドン塩酸塩(ラツーダ)
ピモジド(オーラップ)
 抗不整脈薬 ・アミオダロン塩酸塩
(アンカロン)

・ベプリジル塩酸塩水和物
(ベプリコール)
・フレカイニド酢酸塩
(タンボコール)
プロパフェノン塩酸塩
(プロノン)
キニジン硫酸塩水和物 
 ・心不全治療薬  イバブラジン塩酸塩
(コララン)
 抗血小板薬 チカグレロル(ブリリンタ) 
 ・抗凝固薬  ・リバーロキサバン
(イグザレルト)
 降圧薬 アゼルニジピン・オルメサルタン
メドキソミル(
レザルタス配合錠
エプレレノン
(セララ
アゼルニジピン(
カルブロック
 頭痛薬

片頭痛薬
エルゴタミン(クリアミン
ジヒドロエルゴタミン 
エレトリプタン臭化水素酸塩
(レルパックス)
 子宮収縮薬 エルゴメトリンマレイン酸
メチルエルゴメトリンマレイン酸
(パルタンM) 
 高脂血症
 治療薬
ロミタピドメシル酸塩
(ジャクスタピッド)
 糖尿病合併
慢性腎臓病治療薬
フィネレノン(ケレンディア)
 ・過敏性腸症候群
治療薬
 ・メペンゾラート臭化物・
 フェノバルビタール
 (トランコロンP配合錠
 抗悪性腫瘍 ベネトクラクス
イブルチニブ(イムブルビカ)
アパルタミド(アーリーダ)
エンザルタミド(イクスタンジ)
ミトタン(オペプリム)
・癌悪液質治療薬 アナモレリン塩酸塩
(エドルミズ)
 催眠治療薬
抗不安薬
スボレキサント(ペルソムラ)
・クロラゼプ酸ニカリウム
(メンドン)
・エスタゾラム(ユーロジン
・フルラゼパム塩酸塩
(ダルメート)
トリアゾラム(ハルシオン
 肺高血圧症
治療薬
タダラフィル(アドシルカ)
・シルデナフィルクエン酸
(レバチオ)
 勃起不全
治療薬
パルデナフィル塩酸塩
(レビトラ) 
 抗酸菌症
治療薬
 リファブチン(ミコブティン)
・リファンピシン(リファジン
・抗真菌薬  ・ボリコナゾール
ブイフェンド
 選択的
直接作用型
第Xa因子阻害薬
 リバーロキサバン
イグザレルト
 麻酔薬
抗てんかん薬
 ・ミダゾラム(ドルミカム
 抗不安薬
抗てんかん薬
 ・ジアゼパム
セルシン、ホリゾン
 抗てんかん薬 カルバマゼピン(テグレトール
フェニトイン(アレビアチン
ホスフェニトインNa水和物
(ホストイン)
・フェノバルビタール
フェノバール
 その他  セイヨウオトギリソウ含有食品
ハーブティー、サプリメントなど)
  2023年8月
 詳細は、「GenomeNet 医療用医薬品:パキロビッド
 等を御参照ください。
【ゾコーバ 併用禁忌薬剤一覧 】 2024年7月改定(第14版)
 「・」のついた分類名や、薬剤名は、
 パキロビッドの禁忌項目に記載の無いものです。
 ただし、代謝経路を考慮しますと、
 併用注意薬剤であることに違いはない
 と小生は考えております。 
 
赤文字は、小生の臨床経験上ではありますが、
 目にする機会の比較的多い薬剤です。
薬効分類名  薬剤名等
 抗精神病薬 ピモジド(オーラップ)
プロナンセリン(ロナセン)
ルラシドン塩酸塩(ラツーダ) 
 抗不整脈薬 キニジン硫酸塩水和物 
 頻脈/狭心症
治療薬
・ベプリジル塩酸塩水和物
(ベプリコール)
 抗血小板薬 チカグレロル(ブリリンタ) 
 選択的
アルドステロン
ブロッカー
エプレレノン(セララ
 頭痛薬 エルゴタミン(クリアミン))
ジヒドロエルゴタミン 
 子宮収縮薬 エルゴメトリンマレイン酸
メチルエルゴメトリンマレイン酸
(パルタンM) 
 高脂血症
 治療薬
・シンバスタチン(リポバス
ロミタピドメシル酸塩
(ジャクスタピッド)
 睡眠導入剤 トリアゾラム(ハルシオン) 
・ グレリン様作用薬 アナモレリン塩酸塩(エドルミズ)
・ HCNチャネル
遮断薬
 イバブラジン塩酸塩(コララン)
 抗悪性腫瘍 ベネトクラクス
・イブルチニブ(イムブルビカ)
アパルタミド(アーリーダ)
・エンザルタミド(イクスタンジ)
・ミトタン(オペプリム)
 降圧薬 アゼルニジピン(カルブロック
アゼルニジピン・オルメサルタン
メドキソミル(レザルタス配合錠
 不眠症治療薬  スボレキサント(ペルソムラ
 肺高血圧症
治療薬
タダラフィル(アドシルカ)
・リオシグアト(アデムパス)
 勃起不全
治療薬
パルデナフィル塩酸塩(レビトラ) 
 抗酸菌症
治療薬
 リファブチン(ミコブティン)
・非ステロイド型
選択的ミネラル
コルチコイド受容体
拮抗薬
 ・フィネレノン(ケレンディア
 選択的
直接作用型
第Xa因子阻害薬
 リバーロキサバン
イグザレルト
 抗てんかん薬 カルバマゼピン(テグレトール
フェニトイン(アレビアチン
ホスフェニトインNa水和物
(ホストイン)
 抗結核薬  リファンピシン(リファジン
 食品など  セイヨウオトギリソウ含有食品
ハーブティー、サプリメントなど)
   2024年7月改定(第14版)
 詳細は、「GenomeNet 医療用薬品:ゾコーバ
 等を御参照ください。